4年生男子と2年生女子
3歳双子のミドサーオカン、かえるです
遠方に住む義母とは、たまに二人でランチへ行きます。
この日は義母が行ってみたいと調べてくれたヴィーガン料理のこじんまりとしたお店へ。
(写真撮ってたはずなのに見当たらない・・・なーぜー)
(あ、私は無添加でもヴィーガンでもありません)
昔スーパーでドライの大豆ミートを買って食べてみたことがあり、実はその時あんまり美味しくなかったのでちょっと不安だったんだけど、全然違った。どれもすっごい美味しくてびっくり。
特に美味しかったのはスープとご飯。
スープは素材の味とお塩だけだって言ってて衝撃でした。
ご飯は酵素玄米で初めて食べたんだけど、もちもちでとっても美味しかった・・・。
普段は遠方に住んでいる義母なんですが、1年ちょっと前から私たちが住む四国にもアパートを借りて、月に1度1週間ほど仕事しながら滞在しており、平日の夕方や土日に子どもたちがおばあちゃんちで過ごす時間を作ってくれています。
義母は療育の先生をしているので、いつも子ども達と接するときには半分はおばあちゃんとして見て、半分は療育の先生としての視点で成長や発達を見てくれています。
そんな義母からはいつもいろんな角度から育児についての話をたくさん聞かせてもらっていて、とても勉強になるし、私が今こうしてこどもたちと向き合えているのは義母からいろんな話を聞かせてもらった影響も非常に大きいです。
二人でランチにいくとやはり4人の子どもたちの話になるんですが、中でも現在4年生の長男おにいのことについてはよく話します。
この日は4年生になってちょっと大変だと感じていることと、おにいの対応に困っている話を相談しました。
保育園から学童なし小学生になるということ
私はおにいが1年生の頃、現3歳の双子が生まれたばかりで育休をとっていてたので、学童には入らず過ごしてきました。
2年生になりパートに復帰してからは、勤務時間を9−14時にして子どもが学校から帰ってくるまでには家に帰るようにしていました。
そんな生活をしていると保育園に通っていた頃よりも子どもと過ごす時間が増えます。
これってなんかとっても不思議な感じでした。
当時下の子達はみんな保育園にいたので、なんとも久しぶりなおにいとの時間・・・!
そこで私はあれこれ気になってしまうようになります。
床に落ちている名札・・・帽子・・・
洗濯のズボンに入れっぱなしのティッシュ・・・!
何をどうすればいいのかわからない初めての小学生生活なのに、双子育児でクッソバタバタ。
当時は双子0歳で離乳食も始まった頃で毎日必死。
オラ、入学準備なんて記憶にねえんだ。(マジ)
毎朝その日のスケジュールを確認して買い物に行けるのはどの時間帯か、習い事の有無、時間を逆算して、授乳や離乳食のこと考えてました。
いやはや、我ながらあっぱれよ、マジで。
3番目双子だから育児スキルと心に余裕はあれど、タスクの量は膨大でなので、それをこなしながらあれを片付けろだのこれをやれだの言わなきゃいけないのがほんっとにイライラしてストレスでした。
このイライラとストレスを解決するためには・・・と考えたのが、ルーティンを作ることと、置き場が定まっていなかった帽子や名札の置き場をしっかり決めることでした。
ルーティン化するまでかなり試行錯誤はしましたが、少しずつ定着してくると私も気になることがだんだんと減っていきました。
我が家のルーティンについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
4年生の壁でルーティン崩壊?!4年生は思ってたより大変だった
4年生の壁とよく聞きますが、正直なんのこっっちゃと思っていました。
しかしそんな私もついに「もしやこれが小4の壁なのか・・・?!」と思うことが増えてきて、せっかく構築していたルーティン崩壊の危機に。
その原因として考えられることは2つ。
一つ目は下校時間が遅くなったこと。
下校時間が3年の時から少し遅くなっただけですが、習い事がある日はその数十分が宿題を終わらせるためには必要な時間でした。
さっさと帰ってきなさいと言っても、まぁね、無理ですわ、帰ってくるわけねぇ(白目)
だっていまだに傘振り回してねぞべって虫捕まえてるんだもん。お早い帰宅などお願いしたところでね!笑
ほんとに急いでいる時は迎えにいくしかねえんだわ。笑
習い事の開始時間に遅れて行くわけにはいかないので、宿題は帰宅してからやることが増えていました。
二つ目は、よく小4の壁と言われる勉強が難しくなったこと。
勉強が難しくなった+今年の担任の先生が割ときっちりとしたタイプで、厳しめな先生なので、授業中に終わらなかったワークや宿題の直しはお持ち帰り。
おにいは興味関心が薄い教科に対しては理解を深めるのに時間がかかるタイプなので、授業中に全部終わらせることが難しく、基本お持ち帰りコースが多いんです。
そうなると宿題の量が増えてしまい、しかも難しいし、わからないから興味薄くて頑張るスイッチもなかなか入らなくて一人でできない。
しばらくは私やお父さんを召喚して一緒にやらないとできない、みたいな変なスイッチ入ってしまっていて。
ワークの直しは先生も自分で考えて欲しいという方針だそうで、なかなかヒントくれないから正解するまで何度もピンされて親のメンタルにもくるのです。笑
絶対にこれだけが原因というわけではないにしろ、明らかに3年生の頃と違うのがこの2点。
なのにおにいは今まで通り、帰ってきて制服を脱いできたらシャツとパンツのまま本棚に吸い込まれて本を読み始める。
時間も確認せずおやつ食べたーい!とかいう。
すぐに習い事へ向かう時間になり、ドタバタと家を出て宿題なんて全くできてないし、ランドセルも出しっぱなし・・・
習い事がない日でも、双子の保育園のお迎えまでに宿題を終わらせてランドセルを片付ける約束が守れない日ことが増えてました。
宿題終わってないとお迎えには一緒に行けないことにしてるので、お迎えに行きたいのに行けなくて更に機嫌が悪くなる日も。
習い事が終わって帰ってきた後や双子が帰ってきた後に宿題をやるとなると、同じ空間で双子が遊びだして集中できない。
ただでさえ忙しい夕方の時間、宿題を見てあげることなんてできないし、おにいも双子が遊んでーとくると、なかなかやる気スイッチが入らずずるずると遅くなる日がありました。
4年生の壁って、簡単に考えていたけど、我が子はガッツリぶち当たってました。笑
最悪な取り決めをしてしまった私に義母が言ったアドバイスとは
そんなこんなで今までやってきたルーティンがグズグズになることが増え、どうにかしなければ、何か改善しなければと思いつつも、私も忙しくなかなかゆっくり考えることができてないままイライラしてしまう日が増えていた頃・・・
ついに大爆発(私が
その日は習い事があるのにやはり宿題が終わっておらず、でも私も夫も何も言わず本人の意思に任せていました。
夜20時を過ぎてお父さんと2年生のちゃちゃん、双子が寝室に向かった頃、ハッと宿題をやってないことを思い出しやり始めたおにい。
おっ、やっと気づいたか・・・と知らんぷりして見守っていると
「わからなーーい!ひとりじゃできなーーい!!父さんーー!教えてーー!!」と悪態をつくおにいさん。
その姿を見て私の頭の中で今まで何度も我慢してきたものがブチィ!っとキレてしまいまして。
小学4年生相手にガッチガチのミッチミチに正論突きつけてしまい、しまいにはこんな約束をしました。
【明日から宿題終わるまで本を触るのも読むのも絶対に禁止!】
今冷静に考えたら最悪の着地点に降りてしまったことはわかります。
でもその時はおにいの態度、時間、タイミング全てがアウトで私も爆発してしまったんですよね。
そして翌日、学校から帰ってきたおにいはいつも通り足を洗って手を洗って着替えてランドセルの荷物を片付けて・・・
おお、いいじゃん、昨日私が話したこと理解してくれたか。頑張ってるな、うるうる、なんて思ってたら(白目)
宿題をすると見せかけて、家庭学習に使う文章問題ワークの問題文をひたすら読んでました。笑
もう、笑うしかなかったですよ。
この活字中毒め!!そうゆうことじゃないだろ!!と思いましたが、、確かにそれは勉強のワーク。笑
私の負けだ、となんだかもう面白くなってしまい、見守っていると全部読んだ後、宿題をこなし、家庭学習のプリントもさくさく〜っと終わらせて本棚に吸い込まれていきました。
・・・そんなにサクッとできるんだったら毎日せえよコラァ。※心の声です
それから数日、そんな日が続いて、義母とランチしているときに私がキレてしまった日の話をしました。
義母は療育の先生をしているので、どうすれば良かったのかこれからどうしたらいいのか聞いてみたかったんです。
こうゆう流れがあって、本を読むよりも先に宿題を終わらせる約束にしたことと、その翌日ワークの文章問題を読み漁ってた話をしたところ、義母がうーんと考えて、もしかしたら・・・と話し始めました。
「おにいちゃんにとっては、学校から帰ってきて、本を読むということが休憩なのかもしれないよねぇ。」
私はハッとしました。
パートしてた頃、家に帰ってきてご飯を食べながらスマホでドラマをみる時間がホッと一息つく時間だったように、おにいにとっては学校から帰ってきてホッと一息つく方法が本を読むことなのかもしれない。
自分は家に帰ってきて休憩するくせに、こどもには休憩するな!時間内にやりなさい!なんてひどい話ですよね。
義母に言われた言葉で何かモヤモヤしていたものがスコンっとハマり、当たり前のことが全く見えてなかったなと猛烈に反省しました。
崩壊しているルーティンを立て直すためには
義母とランチをして帰宅した夜、おにいと話しました。
この間は言い過ぎたことを謝り、帰ってきてすぐ本を読みたい理由についても聞いてみました。
そしたらやはり義母のアドバイス通りで「実はオレにとって本を読むことは休憩みたいなんだよね・・・」言われて、はい、猛烈に反省。
なんでそんなこと聞くのと言われたので、ばあちゃんに相談したら教えてくれたんだよね、と伝えると、やっぱりばあちゃんは俺のことよくわかってるな、ふふ、ばあぁちゃんとは母さんには秘密の話もするんだよ、ふふ、と嬉しそうでした。笑
さて、じゃあどうするか。
まずは両者の譲れないことを出し合いました。
母→双子が帰ってくるまでに学校の荷物だけは片付けておいてほしい
おにい→おやつは絶対に食べたい
え、ちょっと待って?本どこいった!!!爆
まさにズコーですよ。本も読みたいけどおやつは絶対なんだって。笑
私とおにいの譲れない条件を出し合った結果
帰ってきたらおやつを食べて、本はその時に読む時間があるかどうか考えてから時間を決めて読む。
今まで最後だったランドセルの片付けを先にしてから宿題や勉強を始める。
こうすることで私のイライラポイントのひとつランドセル放置の状況はクリア。
そして次に家庭学習の見直しをしました。
そもそもの目的は量をこなすことでも難しい問題を解くことでもなく、毎日継続することなので、まず一旦全体的に学習量を減らしました。
特に習い事がある日はグッと減らしたので、帰宅してからやることになっても今日はこれだけだ!ラッキー!の気持ちにチェンジできて、宿題のついでにパパッ!と終わらせれるようになりました。
漢字プリントと算数パズルだけとかそれくらいのレベルまで減らしてます。
一番の課題である宿題と直し多過ぎ問題については、宿題をしたらチェックを徹底することにしました。
今までの担任の先生にはいつも4月の懇談の時に丸つけはどうすべきですか?と確認したら、してくれたら助かりますがご家庭の方針も様々なのでどちらでも構いません、という先生だったので、宿題については丸つけはせずに提出して、バツされた問題は学校にいる間に直しをして終わらせるようにしてました。
しかし4年生になってからは間違うことも増え、学校で終わらず、持ち帰るようになったので、宿題の直し持ち帰りを無くすことを目標に算数の宿題のチェックだけはすることにしました。
社会も結構間違えるんだけど、めっちゃむずくてわからないのでこればっかりはパス。笑
懇談の時に先生に話したら、これね!問題作る人が悪いんですよ!って怒ってました。笑
チェックを徹底していくことで家で直しをする時間がぐんと減ったので、習い事がある日でも宿題の内容によっては短時間で終わらせることができるようになったし、終わらなくてもランドセルを片付ける時に机の上に宿題を出してあるから、すぐ目について親が言わなくても宿題やらなきゃ、と気づいてくれる日が増えました。
親も子どもも直しがあるストレスから解放されたので、先にチェックすることにしてよかったと思います。
宿題が残っている日に双子が騒ぐ問題に関しては、おにいとお風呂に入る時間をずらしたり、上の子ども部屋であそべるようにしたりして、なるべく集中して始めることができる環境にしてます。
壁にぶつかった時こそ子どもの意見を聞いてみる
義母とランチに行って話をしていなかったら、おにいと改まってきちんと話をすることはなかったかもしれません。
今回話をしてルーティンを見直すことができたおかげで、夕方からの不の流れを改善することができたし、私も声のかけ方をまた考え直すことができました。
親の都合があるように、子どもにも子どもの都合があるので、なんでそうなるんや!とキレる前に理由を聞いてあげればよかったなと今なら思えます。
その時にはわからない、それが子育てですよね。笑
最後まで読んでくれたみなさん、ぜひ、私みたいにムキー!とぶちぎれる前に、子どもと話す時間を作ってみてくださいね。
小学生の学用品やおすすめのアイテムなど日々の購入品は楽天ROOMに随時アップしています。
私の楽天ROOMは購入品のみを載せているので、ぜひお買い物の参考にしてくださいね〜。